新材料と新エネ

　　無錫は全世界の新エネルギー産業の先頭都市で、太陽光発電、風力発電などの分野において優位を占めている。無錫市の新エネルギー産業の総生産額は120億ドルに達し、8.5 %増加した。その中、太陽光発電産業の生産額は75億ドルに達した。無錫新材料の重点パークには規模以上の企業合計300社以上があり、産業の発展が全省の第一陣にある。炭素繊維、ナノ素材、グラフェンの三大重点領域は全国トップの地位に占めている。

　　①太陽光発電

　　無錫は中国の太陽光発電産業の発祥地であり、太陽光発電及び応用規模以上の企業が約60社、良好な産業基盤を持っている。現在、結晶シリコン太陽電池を核心製品として、単結晶引上げと多結晶インゴット、切片の研磨、太陽電池モジュールの生産、太陽エネルギー応用システムや太陽光発電の装備製造を含めた完備な産業チェーンを形成し、多くの優勢な企業を所有している。

　　代表企業：

　　無錫尚徳太陽光電力有限公司

　　江陰ハレオン太陽光電力有限公司

　　無錫隆基シリコンマテリアル有限公司

　　無錫愛康太陽光電子科技有限公司

　　②風力発電

　　無錫の風力発電産業は風力発電のユニット、風力発電の特殊鋼、ハブ、塔座、主軸などの主要部品を含めた産業チェーンが基本的に形成された。風力発電の部品は地元の企業との配置率が50％を超え、規模以上の風力発電の装備と応用企業は約４０社であり、比較的にそろった風力発電産業チェーンを形成した。風力発電機製造の総合競争力は全国第2位で、風電場の運営は全国1位になった。

　　代表企業：

　　江蘇エンビジョン（遠景能源）有限公司

　　江蘇吉鑫風能株式会社

　　中航卓躍鍛造（無錫）有限公司

　　国電連合動力技術宜興有限公司

　　③新材料

　　産学研連携を通して、企業と全国の有名な大学との長期的な協力メカニズムを確立し、優位資源を集まって、技術革新に力を入れたために、無錫新材料産業はすでに自主的な知的財産権を持つ業界の先頭企業と骨幹企業のクラスターを形成した。

　　新型化工材料：新材料の主たる産業の一つであり、特種樹脂、合成ゴム、工事用プラスチック、絶縁材料などの製品を含め、代表企業が興達フォームプラスチック、朗盛（無錫）化工、三木化工などである。

　　新型金属材料：主に高性能合金、ステンレス、金属複合材料などの製品を含め、江陰興澄特鋼、江蘇亜太軽合金、銀邦アルミ業など多数の大手企業と業界代表企業を有している。

　　電子情報材料：光電子材料を代表にして、主な製品が光電ガラス、LEDなどの光電子部品及び半導体、IC材料などであり、代表企業が緑点科技、シャープ電子、元亮科技などである。

　　新エネ材料：発展が早く、基礎がよく、特にソーラー材料において特色を持ち、動力電池材料が積極的に発展され、代表企業が無錫尚徳、国電ソーラー、東恒新エネなどである。

　　光ファイバ・光ケーブル材料：宜興市は中国電線ケーブル産業の集積地であり、重点企業が江南ケーブル、中超ケーブル、遠東ケーブルなどである。

　　特色パック

　　江蘇江陰新材料（金属）産業パーク

　　江蘇宜興光電産業パーク

　　江蘇宜興新材料（セラミック）産業パーク

　　無錫光電新材料技術パーク

　　錫山経済開発区新材料産業パーク

　　グラフェン

　　無錫は「一区二中心」のグラフェン産業モードを確立し、「一区」というのは無錫グラフェン産業発展モデル区で、「二中心」はグラフェン技術及び応用研究開発センターと国家級グラフェン品質監督検査センター（全国初の国家級グラフェン品質検査センター）である。